神戸の矯正歯科「HAT神戸矯正歯科クリニック」では、大人の矯正治療も数多く手掛けております。大人の歯列矯正は子供のときのそれとは違って、歯を移動させるのに時間を要する場合があります。これは矯正しようとする力に対し、周りの組織の反応が遅くなることによります。また矯正のために顎の骨の位置を改善しなければならない症状の場合は、外科的な治療が必要となることもあります。
とはいえ子供の矯正治療に比べて、大人の矯正治療は審美的な目的などのためにご自身で望んでスタートすることがほとんどですので、わずらわしい矯正装置の手入れや歯磨きなどにもしっかり取り組んでいただけることが多く、効率良く矯正が進んでいく場合がほとんどです。最近ではマウスピース矯正(インビザライン)の普及により虫歯のリスクも低減してきました。
Adult Orthodontics
大人の矯正歯科
大人の矯正治療について詳しくご説明
大人の矯正治療についてご案内いたします。近年、大人の歯列矯正への関心が高まっています。大人の矯正は子供の時と異なり、時に時間がかかることもありますが、美しく整った口元への変化は自信と健康の向上に直結します。歯並びを良くすることはもちろん、審美的な観点からも噛み合わせを調整し、矯正によって虫歯や歯周病の予防、更には食事や発音の改善を図れるように努めております。
大人の矯正治療について
近年大人の歯列矯正は増えています
矯正治療の大きな目的
審美的な口元に
神戸の矯正歯科「HAT神戸矯正歯科クリニック」が行う矯正治療では、審美的な観点を尊重し、歯並びを整えきれいなお口元に仕上げます。また、ただ見た目をきれいにするだけではなく、矯正した歯並びが再び崩れないよう予防もしていきますので、歯磨きがしっかりできるようになり、結果的に虫歯や歯槽膿漏を防ぐことにも繋がります。また、噛み合わせが良くなることで、口に入れたものをしっかり噛めるようになり、歯や身体の健康増進に効果があります。もちろん滑舌や発音が不明瞭になってしまうことの改善にもなります。矯正治療を通して魅力的なお口元、自信をもって笑えるようになるお口元を手に入れましょう。
大人矯正の動的矯正治療期間
歯がきれいに並ぶまでの期間の目安
ラビアルワイヤー治療(臼歯部関係がⅠ級で抜歯した場合)
中学生 →約1年〜1年半
高校生 →約1年半〜2年
20代、30代 →2年前後
40代、50代、60代 →2年半前後
・女性のほうが男性より動的期間は短くなります
・痛みが出やすい方は、歯の移動スピードは早いです
・習慣性咀嚼(いつも左で噛んでいる、もしくは右で噛んでいる)により歯の移動速度の左右差があります
(参考:顔を正面から見たとき、頬が薄い 側や唇の口角が下がっている側が習慣性咀嚼となります)
・咬筋が発達している方(エラが張っている、正面の顔が四角)は治療期間が延長します→エラボトックスを行うことがあります
※マウスピース矯正は、ケースによりますが約2〜3年かかります(ワイヤー治療より治療期間は延長します)
※リンガルワイヤー治療は、ワイヤーを入れる歯の裏側のブラケット装置が薄くなり、ワイヤーも細くなるためその分 歯への力の伝達が小さく、治療期間がラビアルワイヤーと比較して治療期間が1.3〜1.5倍になります
中学生 →約1年〜1年半
高校生 →約1年半〜2年
20代、30代 →2年前後
40代、50代、60代 →2年半前後
・女性のほうが男性より動的期間は短くなります
・痛みが出やすい方は、歯の移動スピードは早いです
・習慣性咀嚼(いつも左で噛んでいる、もしくは右で噛んでいる)により歯の移動速度の左右差があります
(参考:顔を正面から見たとき、頬が薄い 側や唇の口角が下がっている側が習慣性咀嚼となります)
・咬筋が発達している方(エラが張っている、正面の顔が四角)は治療期間が延長します→エラボトックスを行うことがあります
※マウスピース矯正は、ケースによりますが約2〜3年かかります(ワイヤー治療より治療期間は延長します)
※リンガルワイヤー治療は、ワイヤーを入れる歯の裏側のブラケット装置が薄くなり、ワイヤーも細くなるためその分 歯への力の伝達が小さく、治療期間がラビアルワイヤーと比較して治療期間が1.3〜1.5倍になります
矯正治療の期間を短くするための当院の3つの配慮
①インプラントアンカーの併用
②ご自身でエラスティックゴム掛けや、ハイコンディバイス装置の増し締め
③マイオファンクショナルセラピー
②ご自身でエラスティックゴム掛けや、ハイコンディバイス装置の増し締め
③マイオファンクショナルセラピー
顎変形症とは
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嚙み合わせ・発音などの
機能異常を起こしている状態顎の骨の位置や大きさが何らかの事情で変形することで、噛み合わせや発音に異常をもたらしている状態のことを「顎変形症」と言います。「顎変形症」の症例はいくつか挙げられます。顎が大きく前に突き出ていたり、逆に引っ込んでいたり、左右にずれていたり、上顎と下顎の大きさのバランスが取れていないなどの症例が代表的です。この「顎変形症」が口腔機能に大きく悪影響を与えていると診断された場合は、矯正治療と並行して外科の手術が必要になります。 -
治療法について
当院で行っている矯正治療では、歯並びを正すことはできても顎自体を動かすことはできません。そのため顎が歪んで歯並びも悪くなってしまっている場合には、矯正だけでは根本的な解決ができず、外科の手術に頼ることになります。「顎変形症」の治療の一環として顎の骨を切除する手術を行うことによって、無理なく噛み合わせができる位置に骨を動かすことができ、通常の矯正治療ではできない矯正も可能になります。 -
健康保険適応の外科矯正を
実施いたします顎の骨を切断する外科での手術は、保険が適用されますので比較的安価で行うことができ、美しいお口元にすることができます。顎が大きく出てしまっている、もしくは引っ込んでいるという方は、もしかすると「顎変形症」と診断されるかもしれませんので、ぜひ一度ご相談ください。通常の矯正だけでは改善できなくても、外科での手術を受けることで大きな効果を得られる可能性は十分に高くなりますので、ご検討されることをおすすめいたします。
大人の矯正治療例
反対咬合(受け口)
(26歳会社員女性)
下の前歯が、上の前歯より前方に出ている状態になっています。その前歯の影響により、横顔のバランスも良くありませんでした。ワイヤー治療を施術しました。ただし、下顎は前から4番目の歯を左右2本抜き、その空隙を利用して下の前歯を後ろに移動して受け口を治します。上顎は前から5番目の歯を抜歯して奥歯の前後的なズレを治して噛みやすくなりました。本人は噛めるようになったのはもちろんですが、顔のバランスが良くなったと喜んでいただけました。
下の前歯が、上の前歯より前方に出ている状態になっています。その前歯の影響により、横顔のバランスも良くありませんでした。ワイヤー治療を施術しました。ただし、下顎は前から4番目の歯を左右2本抜き、その空隙を利用して下の前歯を後ろに移動して受け口を治します。上顎は前から5番目の歯を抜歯して奥歯の前後的なズレを治して噛みやすくなりました。本人は噛めるようになったのはもちろんですが、顔のバランスが良くなったと喜んでいただけました。
上顎前突(上の歯が出ている)
(17歳高校生女性)
上の前歯が出ていることが気になり来院されました。ワイヤー治療で上の前から4番目の歯を左右抜いて、上の前歯を後ろにひいております。最近では、見えないように歯の裏側にワイヤーを付けて、矯正治療ができるようになりました。歯を抜いた隙間に関してですが、前歯を後ろに引くことで完全になくなりますので安心してください。前から4番目の歯を抜いた後の隙間は、ダミーの歯を付けて見えないようにすることができます。
上の前歯が出ていることが気になり来院されました。ワイヤー治療で上の前から4番目の歯を左右抜いて、上の前歯を後ろにひいております。最近では、見えないように歯の裏側にワイヤーを付けて、矯正治療ができるようになりました。歯を抜いた隙間に関してですが、前歯を後ろに引くことで完全になくなりますので安心してください。前から4番目の歯を抜いた後の隙間は、ダミーの歯を付けて見えないようにすることができます。
叢生(乱食い・でこぼこ)
(19歳大学生)
上の左右の2番目の歯が内側になっていることを気にされていました。見た目も気になりますが、前歯の並びがガチャガチャになっていることで食事のたびに物が詰まりやすく、虫歯や歯周病になりやすくなってしまいます。上下の小臼歯を抜いて治療しましたが、ワイヤーの治療期間は1半くらいで治療が終わっています。成人の矯正は普通2年以上かかることが多いいのですが、彼女は奥歯よりも前歯の歯の移動が主であったため、治療期間が短縮できています。
上の左右の2番目の歯が内側になっていることを気にされていました。見た目も気になりますが、前歯の並びがガチャガチャになっていることで食事のたびに物が詰まりやすく、虫歯や歯周病になりやすくなってしまいます。上下の小臼歯を抜いて治療しましたが、ワイヤーの治療期間は1半くらいで治療が終わっています。成人の矯正は普通2年以上かかることが多いいのですが、彼女は奥歯よりも前歯の歯の移動が主であったため、治療期間が短縮できています。